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もう秋のにおいがプンプン。食欲の秋、運動の秋と過ごしやすい季節になりました。さて初夏より手がけてまいりました建物が完成いたしました。先日お引き渡しも完了しております。上棟の様子などアップしておりませんでしたので、まとめて投稿させていただきます。
上棟も無事終わり、当日は屋根下地まで完了。ルーフィングも貼りましたよ。内部の施工途中や仕上げは、都合によりアップできません。内部は建具等既製の物ではなくお客様のご希望で全て造り付けとさせていただきました。南北の奥行きも長い建物なのですが北側室内も明るく過ごしていただけるようになっております。
昨今の建物の基礎と土台の間には、基礎パッキンなる換気を促す為の部材が使われておりますが、当社も同じく使用しております。それでも床下の空気の流れが淀む部分があります。私の考えとしてこれをカバーするべく基礎外周に網付きの換気口を設け、空気の滞留を防いでおります。
以前、紹介させていただいた吉川町の茅葺の民家。昨年に解体してしまったのですが、今年の2月あたりから本格的に新築のお話しがあり、基礎工事を経て現在、上棟の後木構造の補強まで進んでおります。ブログアップをさぼってましたので、まずは地盤調査からアップしていきます。
上記のような機械で、地盤調査を行います。これは、スウェーデン式サウンディング試験と呼ばれております。調査方法は、鉄のロッドの先に円錐形のポイントを付けロッドの上部に重りを乗せロッドを回転しながら地中に貫入して行きます。この時に何回転していくら貫入したかを測定し回転数と深度によって地盤の強さを判定します。現在は、こういった機械になっていますが、私が建築を始めたころは、鉄の棒の上に円形の重りを載せ、人力でハンドルを回して2人一組で測定をしてました。(下記のような感じです。)
三木市自由が丘にて居間の改装をさせていただいております。改装前の室内は、当時のご主人の思いが強い仕上げとなっておりました。天井はモルタルの掻き落とし、壁は織物の壁紙で一部突き板化粧合板貼りとなっておりました。現在でも結構な内容です。
今回は工事途中ですが、断熱性能を上げるのと、出来るだけ化学物質を無くそうということで工事ははじまりました。床の断熱には、ウレタンフォームを使用、内装仕上げには腰板に栂材(無垢)を使用しその他壁・天井はノンホルマリンの糊を使って壁紙を貼ります。
居間入口扉の横には、ペット用のくぐり扉を設け、床の仕上げを奥さまの希望によりコルクタイルとしております。夏はひんやり、冬は暖かく、今年の冬が楽しみです。